台湾の夜といえば「夜市」ということで、何カ所かある中で向かったのは台北にある“寧夏夜市”。 台北駅から徒歩15分の場所にあります。 遠くからネオンが見え気持ちもあがります!
ローカル夜市!寧夏夜市
「寧夏観光夜市」(ニンシャー・イエスー)は夜市の中でも、 コンパクトで食べ物が多く、B級グルメの宝庫で地元民もよく利用するローカル夜市とのこと。 400メートル程の一本の通路にずらりと屋台やお店が立ち並んでいます。
日本のお祭りのような雰囲気で、射的や輪投げ、スーパーボールすくい、えび釣りなどもありました。 いい香りが漂ってきて食欲がわき、どれを食べようか目移り。
安くて美味しい!方家の鶏肉飯&魯肉飯
さんざん迷った末に選んだのは、地元の方で列ができていた 「方家」というお店の鶏肉飯(ジーロウファン30元)。 メニューには日本語でも案内がありました。 鶏肉がやわらかく、さっぱりしていて甘めのタレがごはんと鶏肉とからんで、美味しい! そしてちょうど良いボリューム。
このお店は当たりだ!との直感で 魯肉飯(ルーローファン30元)と スープ(金針排骨湯50元)を追加で注文! スープは「金針菜と骨付き豚肉の塩味スープ」と日本語で書かれていましたが、 金針菜とは?なんぞやと未知の食べ物に挑戦。 黄色い袋状の植物が出てきました。食感はシャキシャキしていて、スープはあっさり塩味。 金針菜(きんしんさい)はユリ科の植物ヤブカンゾウの蕾で、 栄養価が高く中国では古くから薬膳だけでなく料理一般に使われているそう。
ビールを片手に夜市を歩いていましたが、他店からの持ち込みは禁止。 テーブルが空いたところから次々と人が座り、ゆっくり食べる感じでは無い様子。
私がイメージしていた夜市は「お祭りのような非日常な場所」でしたが、 台湾では特別なことではなく「日常の中の一部」で野外食堂のようでした。
心もお腹も大満足!
コスパ最強な台湾夜市!
メンバーバラバラになっても、どこかで会えるちょうど良い規模で ビールを飲んで、美味しいご飯をお腹いっぱい食べても日本円で1000円いかない!コスパ最強! 大満足のニンシャー・イエスー! まだまだ食べたかったものたくさん… 胃袋が何個あってもたりない… また行きたい場所です!
文/木村愛